空家と居住中の不動産では、一番の差は売却不動産に人が住んでいるか否か。
不動産は、毎日の使用(通気・換気・ガス、水道等の使用)していることで、
傷みの進行が緩やかになります(経年や使用による劣化は防げない為)。
その点で、空家の場合は、少なくとも定期的(週2回とか)に行かれて、
通気・換気等しておいたほうが良いですし、戸建だと良好な隣地関係を
保つためにも、草木の剪定など隣地に影響がないようにすることも必要です。
自宅の隣近所ならこういう管理もできるでしょうが、自宅から距離があると
週に何回もできないことはもちろん、月1回もできないこともあるでしょう。
空家は、こういう定期的に管理している場合と管理していない場合の傷み方は
目で分かるくらいに異なります。つまり、売却時に価格差などで影響を及ぼします。
また、不動産譲渡税の控除の点からも、今後住む予定がない空家の不動産は、
住まなくなってから3年以内などの条件もありますので、売却を視野に相談されて
下さい。今後も住む可能性がある空家は定期的に管理をしておいたほうが良いですので、
難しい場合は、空家管理の相談をされてみて下さい。
当社では、相談内容を聞いた上で、各々相談者様のご意向も考慮してアドバイスさせて
頂いております。